Living in Peace×セキュリテ 共催 ワクチン債×マイクロファイナンスファンドセミナー
もともと興味があるマイクロファイナンスと、最近仕事で関わりがあるワクチン債に関するセミナーを発見したので行ってきました。以下、自分の備忘の為のメモ。
背景
- 途上国の支援で国際機関やODAでは行き届かない部分を、補完する位置付けとしてのワクチン債やマイクロファイナンス。
- ジェフリー・サックス「貧困の終焉」曰くGDPの0.6%を途上国支援に振り分ければ貧困が解決するらしい?が、現在は0.2〜0.3%。
ワクチン債
- IFFImが発行。途上国へのワクチン支援の長期コミットメントを債券として、国際債券市場で取引し増額を図るスキーム。GAVI(世界ワクチン免疫同盟)が集まった資金で70以上の途上国にワクチンを提供。格付AAA。
- 昨年より大和証券、三菱UFJ証券、SBI証券等が相次いで個人向けに販売。欧米では機関投資家向け中心。日本は個人投資家は意識が高い(ほんと?)。例えばイギリスでは個人30億、機関投資家300億だが、日本は全て個人向け。
LIPマイクロファイナンスファンド
- MFIの返済率は95〜99%。MFIは世界に1400存在する。
- 個人投資家がカンボジアのMFIのCHCへ出資。セキュリテが仲介?LIPが現地とのコミュニケーションを支援。
- LIPは金融機関、コンサル勤務の20〜30代が半数を占める。
所感