Living in Peace×セキュリテ 共催 ワクチン債×マイクロファイナンスファンドセミナー

もともと興味があるマイクロファイナンスと、最近仕事で関わりがあるワクチン債に関するセミナーを発見したので行ってきました。以下、自分の備忘の為のメモ。


背景

ワクチン債

  • IFFImが発行。途上国へのワクチン支援の長期コミットメントを債券として、国際債券市場で取引し増額を図るスキーム。GAVI(世界ワクチン免疫同盟)が集まった資金で70以上の途上国にワクチンを提供。格付AAA。
  • 昨年より大和証券三菱UFJ証券SBI証券等が相次いで個人向けに販売。欧米では機関投資家向け中心。日本は個人投資家は意識が高い(ほんと?)。例えばイギリスでは個人30億、機関投資家300億だが、日本は全て個人向け。

LIPマイクロファイナンスファンド

  • MFIの返済率は95〜99%。MFIは世界に1400存在する。
  • 個人投資家カンボジアのMFIのCHCへ出資。セキュリテが仲介?LIPが現地とのコミュニケーションを支援。
  • LIPは金融機関、コンサル勤務の20〜30代が半数を占める。

所感

  • 結局ワクチン債って各国政府が歳出が単年度主義で援助金を一度に拠出できないのを解決するスキームって事なのだろうか。それ以外に直接ワクチンを配る以上のメリットが感じられなかった。
  • 恥ずかしながらまだ「貧困の終焉」を読んでないので早速Amazonで買おう。
  • LIPのような形で本業以外で本業のノウハウを活かして社会に関わっている人を見るとすごく羨ましくなる。僕も仕事で得たモノを活かして小さくてもいいから何か出来ないだろうか。